Locked History Actions

"クイックスタート"の差分

4と5のリビジョン間の差分
2017-05-11 07:02:28時点のリビジョン4
サイズ: 2308
編集者: meta
コメント:
2018-03-23 05:09:01時点のリビジョン5
サイズ: 2321
編集者: meta
コメント:
削除された箇所はこのように表示されます。 追加された箇所はこのように表示されます。
行 5: 行 5:
== Debian / Ubuntu 16.10 以降 == == Debian 9 / Ubuntu 16.10 以降 ==
行 33: 行 33:
# make -C /usr/ports/net/xrdp install clean # make -C /usr/ports/net/xrdp-devel install clean
行 37: 行 37:
# portmaster net/xrdp # portmaster net/xrdp-devel

本記事では、とりあえず xrdp をインストールして使うためのクイックスタート方法を説明します。

xrdp のインストール方法は Linux または他 OS の各ディストリビューションによって異なります。

Debian 9 / Ubuntu 16.10 以降

Debian sid, Ubuntu 16.10 では、公式のリポジトリに最新の xrdp 0.9.0 系が収録されています。これを使っておけば OK です。 Debian チームと xrdp 開発チームは連絡を取りながら、xrdp のパッケージを更新しているので、最も開発者の意図に近いパッケージとなっています。

Debian から Ubuntu にパッケージが流れるには少し時間がかかるため、Ubuntu より Debian のパッケージの方が新しい傾向にあります。

インストールは apt で入れるだけで OK です。xrdp と xorgxrdp という2つのパッケージをインストールしますが、 xrdp をインストールしようとすると xorgxrdp も同時にインストールされるはずです。

# apt install xrdp

Red Hat Enterprise Linux 6.5 / CentOS 6.5

公式パッケージでも提供されていると思いますが、バージョンが古い場合や最新の開発ブランチを追いかけたい場合は X11RDP-RH-Matic を使ってインストールすることをおすすめします。

FreeBSD

FreeBSD Ports Collection に net/xrdp (0.6系) と net/xrdp-devel (0.9系)が収録されています。2017年5月現在のおすすめは、net/xrdp-devel です。こちらは最新のリリースに追従しています。

以下のコマンドでインストールすることができます。

# make -C /usr/ports/net/xrdp-devel install clean

portmaster を使う場合は以下のように。

# portmaster net/xrdp-devel

インストール後 /etc/rc.conf に以下の2行を追加します。

xrdp_enable="YES"
xrdp_sesman_enable="YES"

xrdp を起動するには service コマンドを使います。

# service xrdp start