本記事では、とりあえず xrdp をインストールして使うためのクイックスタート方法を説明します。
xrdp のインストール方法は Linux または他 OS の各ディストリビューションによって異なります。
Red Hat Enterprise Linux 6.5 / CentOS 6.5
公式パッケージでも提供されていると思いますが、バージョンが古い場合や最新の開発ブランチを追いかけたい場合は X11RDP-RH-Matic を使ってインストールすることをおすすめします。
FreeBSD
FreeBSD Ports Collection に net/xrdp (0.6.0系) と net/xrdp-devel (0.7.0系)が収録されています。2013年10月現在 net/xrdp-devel は不安定であるため、net/xrdp の方を使うことをおすすめします。
以下のコマンドでインストールすることができます。
# make -C /usr/ports/net/xrdp install clean
portmaster を使う場合は以下のように。
# portmaster net/xrdp
インストール後 /etc/rc.conf に以下の2行を追加します。
xrdp_enable="YES" xrdp_sesman_enable="YES"
xrdp を起動するには service コマンドを使います。
# service xrdp start
Ubuntu 13.10 (Saucy Salamander)
公式パッケージに xrdp 0.6.0 があるので apt-get でインストールすることができます。
# apt-get install xrdp
最新の xrdp を使いたい場合は X11RDP-o-Matic を使ってインストールすると良いでしょう。
Debian 7.2 (Wheezy)
公式パッケージに xrdp 0.5.0 がありますが、バージョンが古すぎるため X11RDP-o-Matic を使ってインストールすることをおすすめします。